お花のプレゼントなら日比谷花壇

花を贈るなら日比谷花壇

 死者に花を手向ける習慣は、既に6万年前の人類の遺骨の周りから大量の花粉が検出された事から既にあったようだ。
 だが、男性が女性に愛の告白の代わりに花を贈るという習慣は、明確な記録が無い。一説には結構昔からヨーロッパでバラの花を贈っていたという記録もあるようだが、はたして贈り物だったかどうかは疑問らしい。
 叙事詩『ギルガメッシュ』にはバラをもらえれば永遠の命を手に入れることができるというので、バラを贈ったという叙述が残っている(しかし、花ではなくトゲに霊験があったようだが)。
 日本では、花(梅)をやりとりをしていたという記録は平安時代からみることができるそうだが、歌のやりとりからの類推かもしれない。

花を贈るなら日比谷花壇へ

 フランスでは、5月1日にはスズランを愛する人に贈るという習慣が今もある。スズランを贈られた人には幸運が訪れるという謂れにあやかっての風習だそうだが、シャルル9世に始まったと記録にはあるとの事。ヨーロッパでは「スズラン舞踏会」が開かれており、この日、若い女性たちは白いドレスを身にまとい、男性たちはボタン穴にスズランを付けたのだそうだ。
 やはり、といえばやはり、なのだが、「世界標準のバレンタインは、男性が女性に花を贈るんだよ!」と、最近、声を上げはじめたのは花業界だ。チョコレートばかりに“甘い思い”をさせるワケにはいかない。そもそもプレゼントの王道は花であり、チョコレートは後発隊にすぎないのだから。

花を贈るなら日比谷花壇

 そんな経緯から、花業界は、日本にも新たなバレンタインを定着させよう、というより、本家バレンタインの復活へと動き出した。「フラワーバレンタイン」と称し“男性から女性に花を贈ろう”と呼びかけているのだ。始まったのはつい最近、2011年のことである。
 女性は本当に花を好むのか、気になるところである。
 花束をもらっただけなのに、これまで見たこともない笑顔で、目は、まるで少女のようにキラキラ。よほど嬉しかったのか、少し涙ぐんですらいた、との、告白もある。
 ちょっと聞いてみよう。
「女性って、ホントに花が好きなんだ…」。このとき、ボクは“花の効果”を初めて実感した。
 それまでは「女性への贈り物=花」という当たり前の構図に、実は、相当の疑問を抱いていた。つまり、「花を贈ればすべての女性が喜ぶ」は、ある種の“神話”だと思っていたのだ。花が嫌いな女性や、興味ない女性もいるだろうし、もっと勘繰れば、喜ばないと女性らしくないので、なかには喜んだフリをする女性もいるのではないか、とすら考えていた。
 しかし、奥さんがホントに感激する光景を見るにつけ、それはボクの“完全なる勘違い”と気づいた。神話は生きており、花はやはり、史上最強の贈り物にして、男性が最初に選ぶべきアイテムなのだ。
 との事。我妻とは随分違った感性を持った女性のようだ。我々シニア世代の男性には、どうも照れくさくて花をプレゼントするには、よほどの事がないとできないようにも思うが、こういう女性が多いことは決して悪い事ではない。

■誕生石シリーズ【バース・ストーン・アレンジ】

お誕生日に贈りたい誕生石シリーズ【日比谷花壇】