銀行貯蓄は、現在の金利ではとても老後の費用の助けとなるだけのリターンを生んではくれません。また、国債もまだしばらくは安全なようですが、たいした見返りはありません。ささやかな貯金や退職金、年金を元手に老後の費用を運用しようとするならば、やはり、多少のリスクを覚悟してもある程度の「賭け」はしなければならないようです。

 今まで、銀行貯金しかしてこなかった方の最初の窓口として、ここでは、少額から投資が可能な「ミニ株」と「ファンド」について見てみましょう。
<ミニ株とは>
 普通、証券会社で売買ができる株式は、まとまった単位(単元)でしか取引ができません。例えば、A社の取引できる株は100株単位です。など。したがって、1株3000円であっても、3000円×100株=30万円単位でしか売買ができません。売買の単位が30万円、60万円、90万円となるわけですから、私たちには手が出ない高嶺の花のようです。
参考までに、会社(銘柄)ごとの株価と単元を調べるには、次の方法が簡単です。
・ネットで検索する方法 (○○会社 株価)と入力して検索します。
・『会社四季報』や『日経会社情報』(年4回発行)、日経新聞の株価欄を見る。図書館にあります。

しかし、株式投資には「ミニ株投資」というものがあります。

[ミニ株]
 ミニ株は、株を売買単元の10分の1から取引できます。ただし、証券会社が独自に開発・提供しているサービスなので、「ミニ株」ができない証券会社があります。
 株主優待も気になるところですが、証券会社が、その株主優待が換金して株主に分配したり、換金できないものなら抽選にしてプレゼントしたりするケースが多いようです。
 証券会社での口座開設が必要であったり、指値注文ができないなどの制約があったりしますので、合わせて証券会社のサイトでよく確認しましょう。

[ファンド]
 ファンドとは、ここでは「投資信託」のこと。「たくさんの人から集めたお金をひとつにまとめて、運用のプロが株式や債券などに投資し、そこで得た利益を投資した人に投資割合に応じて配分していくことを目的とした金融商品です。」(Morningstar投資信託講座より)
 少額の投資でも、数多くの株式や債券などを組み入れて、投資先を分散させることにより、投資のリスクを少なくできること、しかもその運用を投資のプロにお任せできることが最大のメリットです。元本保証はなく、リスクもリターンも投資した人にあるわけですが、自分で株などを運用する自信のない人にはありがたい仕組みです。

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