井伏鱒二、号は尊魚堂主人。釣りを好み、愛し、太宰が舌を巻いた、その醍醐味を記した著作も多い。

 教わりたてはよく釣れるが、自分で工夫するうちに釣れなくなり、10年続ければまた釣れ始める。「先ず、山川草木にとけこまなくっちゃあいけねえ」と釣りの師匠・佐藤垢石は言ったという。「十年釣りをして三行書け」「川釣り」の冒頭だが、好きの域を超えてここまで書ける人は何人いるか。また、井伏とは別に様々な釣りに各々の十年を賭けている人は多い。

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 たとえば、磯釣りの魅力も「やってみなけりゃわからない」の言葉通り、極めてダイナミックでちょっと危険な所も魅力。潮をよみ、流れを極め、グレがいるタナを模索し、食わなければハリを小さくしたり、ハリスを細くしたり、浮きを変えたり、サシエのつけ方を工夫したり。自分の経験を総動員して魚と向き合う。これが磯釣りをやめれない理由の一つである。

 また、ブラックバスも捨てがたい。最大の魅力はその強いひき。ルアーをブラックバスがくわえてから取り込むまでの魚とのファイトの強さがブラックバス釣りの最大の魅力であり、他の魚釣りの比ではない。

 そのルアーの種類は非常に豊富で、それぞれ大手メーカーからいろいろな形状や表面処理のルアーが開発・発売されているがその種類の理由の一つにブラックバスの魚として学習能力があると言われている。バスは初物(形や色、動きなど)によく反応すると言われている。そんなブラックバスの魅力が道具(ロッドやリールや小物類など)の多様性を引き出している。

■大物を狙え!激闘シーバスフィッシング!

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 海釣りの面白さもまた川釣りと匹敵しているといえよう。

 大海原の海との接点が今自分が降ろしている棹の先とピリピリと感応しているというか、海とつながっているというか、一体化しているというか、対話しているというか…。釣りの成果である新鮮な味に舌鼓を抜かし、団らんを囲み、家族の笑顔を見ることが楽しみだったり、ルアーやリールなどの道具集めに興味があるということもあるのだが、狙う魚の習性を知ることや、生息場所を知り、釣り場を決めて、道具やエサは何にするか、最適の釣り方を工夫し、釣った魚はとのようにするかを考える。こんなことも釣りの楽しさの一つではないかと思う。

井伏鱒二 釣りの本

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